3階東・南病棟(感染症内科、総合内科、腎臓内科、皮膚科、救急科) 病床数:37床(3階南:8床)
3階東・南病棟は、2020年より、新型コロナウィルス感染症患者さんの受入れを担ってきました。昨年度より、一般病棟として総合内科、皮膚科、救急科の受入れ、今年度は腎臓内科も加わりました。患者家族が安心して療養生活を継続できるよう、多職種と協働して取り組んでいきます。3階南病棟は、感染症法の疾病分類にある1類、2類の感染症患者の対応が可能な設備を整えています。感染症患者が発生した時に素早く対応ができるよう、定期的な学習会や研修、多職種によるシミュレーションを実施しています。
3階西病棟・緩和ケア病棟(緩和ケア内科) 病床数:25床
3階西病棟では、緩和ケアを必要とする方とそのご家族に『和み(なごみ)』のこころと療養の場を提供し、その人がその人らしく過ごせるように心がけています。
苦痛に対する緩和医療を提供すると共に、その人が大切にしてきたこと、希望していることをできるだけ支援することを大切にしています。
4階東病棟(泌尿器科、形成外科、整形外科) 病床数:41床
4階東病棟は、化学療法・手術療法に加え、ストーマケアや皮膚創傷など、日常生活の変化に戸惑われる患者さんの支えとなる看護を目指しています。発病や事故などにより身体状況だけでなく生活も一変してきます。最大限の身体回復を目指しながら、患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い、個々にあった生活環境を整え、自立や地域医療者へ繋いでいけるよう、笑顔と共に細やかな看護を実践していきます。
4階西病棟(整形外科) 病床数:42床
4階西病棟は、運動器疾患の治療が主で、脊椎・人工関節(股・膝)・骨折の手術が多く行われています。また、医師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、MSWなど多職種と連携・協働しながら、運動機能の回復と早期退院に向け、患者さん一人ひとりの日常生活や社会復帰への支援など、安心できる看護サービスが提供できるよう取り組んでいます。
5階東病棟(整形外科、眼科、リウマチ科、消化器内科) 病床数:42床
5階東病棟は、4科混合病棟です。整形外科では骨折や腰椎椎間板ヘルニア・関節鏡、リウマチ科では人工関節・関節形成、眼科は白内障や緑内障の手術が多く行われ、急性期から回復期におけるチーム医療を実践しています。患者さんが安心して治療を受けられ、早期回復に向け、「もてる力」を最大限に発揮できるよう多職種と連携しながら支援していきます。
5階西病棟(外科・消化器外科、乳腺外科、脳神経外科、整形外科) 病床数:41床
5階西病棟は、手術を必要とされる消化器疾患と乳腺疾患、脳外科疾患、手術前後の補助療法を受けられる方が主に入院されています。患者さんが安心した療養生活が送れるよう、機敏な行動と細やかな対応を心がけ、術前・術後の闘病生活を支援しています。周手術期の急性期から回復期、終末期に至るまで、ぬくもりのある看護の提供を目指し、多職種と協力しながら、チーム医療を実践していきます。
6階東病棟(消化器内科、脳神経内科) 病床数:42床
6階東病棟は混合病棟です。主に良性疾患から悪性疾患まで多岐にわたる内視鏡検査や治療・化学療法を行う消化器内科、脳梗塞・パーキンソン病や症候群などの神経難病、ギラン・バレー症候群など末梢神経疾患などの薬物療法とリハビリテーションを行う脳神経内科の病棟です。患者さんの気持ちに寄り添ったやさしさとぬくもりのある看護を目指し、チーム医療を実践しています。
6階西病棟(糖尿病・内分泌内科、リウマチ科、循環器内科、放射線科)病床数:42床
当病棟は、主に検査・治療、患者教育を主とする糖尿病・内分泌内科、生物学的製剤やステロイド治療を要するリウマチ科、カテーテル検査や治療を主とする循環器内科の混合病棟です。急性期から慢性期、終末期と幅広く専門性のある看護が安全に提供できるよう多職種と共同しチーム医療を実践しています。そして、治療を受けられる患者さんへ専門的かつ丁寧な支援が行えるよう取り組んでいます。
救命救急センター ICU 病床数:8床
病床はオープンフロア4床・個室4床で、外傷や呼吸・循環・代謝・その他の重篤な臓器不全を呈し、生命の危機的状態にある患者さんに、24時間体制で可能な限りの治療を行って、救命に努めることを目的とした部門です。
ICUでの看護には、豊富な知識や技術が必要とされます。日々、自己研鑽に取り組み科学的根拠に基づいた専門性の高い看護実践を目指しています。
救命救急センター HCU・救命病棟 病床数:14床 / GHCU 病床数:4床
HCU・救命病棟は、HCU・救命病棟14床、GHCU4床で構成されています。ICU管理から離脱した患者さんの治療・看護の継続、緊急入院された患者さんや手術直後の全身管理が必要な患者さんのクリティカルなケアと、リハビリテーションを中心として治療・看護を行い安全に一般病棟での生活ができるように支援しています。多くの知識と技術が求められますが、「笑顔と優しさ」を忘れず、日々研鑽しながら多職種と連携を図り看護を実践しています。
手術室
手術室は8室、10診療科の手術業務に当っています。手術件数は、令和4年度実績4,236件であり、救急救命センターを併設していることから緊急手術や予定外の手術も多く、全体の約24%となっています。当手術室は、患者さんに安心して手術を受けて頂くため術前・術後訪問を行い、患者さんの声を聴き手術看護の質向上を目指しています。また、他職種との連携を円滑に行い、チーム医療を推進しながら手術室看護師として状況に適した対応ができるよう知識と技術の修得に励んでいます。
救命救急センター 初療室
初療室は、プレホスピタルケアから2次救急及び3次救急の患者さんを24時間体制で受け入れる、救命救急医療の最前線の部署です。初療室ではドクターヘリ・ドクターカーでのプレホスピタルケアから緊急手術・緊急の放射線科検査・治療(IVR)といった幅広い分野の高い看護実践能力が求められます。また、危機的状況にある患者さんやご家族の緊張や不安を軽減できるような精神的ケアも救急看護の重要な役割です。そして、患者さんの救命・回復・社会復帰に向け、更に質の高い看護が提供できるよう、医師をはじめとする多職種とよりよいコミュニケーションを大切にし、日々研鑽を重ねています。
外来
外来では、患者さんやご家族が安全で、安心・信頼して診察や検査、治療を受けることができるように環境作りに取り組んでいます。また、療養生活が円滑に送れるように専門看護師や認定看護師、高いスキルを持った看護師が一人ひとりに合ったケアや生活の相談、地域等との調整を行っています。多職種とチーム一丸となって患者さんやご家族を支えています。
血液浄化センター
血液浄化センターでは、腎臓内科外来も併設し、腎不全治療についての療養選択サポートを行っています。また、医師、看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、作業療法士、管理栄養士、薬剤師と協力し、日々の療養生活に活かして病状悪化予防につながるよう、1シリーズ3回の腎臓病教室を年2回開催しています。
血液透析療法に加え、血液浄化が必要な急性の患者さんや血漿交換などのアフェレシス治療も行っています。透析導入前から長期まで、透析患者さんが安全で安楽に治療を継続できるよう、チームで取り組んでいます。