顔面や体表の外傷、熱傷、変形、腫瘍、先天奇形などのさまざまな病変に対応。最適な医療を提供します。 形成外科 診療科について スタッフ紹介 診療予定表 研修医希望者へのメッセージ 診療科について スタッフ紹介 診療予定表 研修医希望者へのメッセージ 学会認定教育施設 特色 診療実績 主な対象疾患 地域医療機関のみなさまへ 学会認定教育施設 日本形成外科学会認定施設 特色 当科は、体表の様々な病変(外傷、変形、腫瘍、潰瘍、先天奇形等)に対して、常勤医4名体制で火曜日以外、毎日初診を受け付けております。(急患は随時対応致します)。形成外科領域全般にわたり、患者さんの状況に応じた最適な医療を提供できるよう心がけております。 診療実績 手術件数(2019年度)疾患大分類手技数入院外来計全身麻酔腰麻・伝達麻酔局所麻酔・その他腰麻・伝達麻酔局所麻酔・その他外傷1377712 70287先天異常6 3 716腫瘍46174 364485瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド20 10 1848難治性潰瘍33238 1891炎症・変性疾患8 22 2555美容(手術) 0その他1 30 132Extraレーザー治療 7676 主な対象疾患 外傷(ケガ) 顔面骨骨折(鼻骨、頬骨、顎骨等)、顔面外傷(切り傷、擦り傷など)、熱傷を中心に全身のケガの診察をおこなっております。手指の損傷(切断指)に対してもマイクロサージャリー(顕微鏡を用いた血管吻合術)で対応しています。また受傷直後の傷跡に対しては、創傷被覆材、内服薬などにより、ある程度目立ちにくい傷跡にできます。経過の長い目立つ傷跡に対しては、修正手術により整容的な改善が見込めるまでお気軽にご相談ください。 変形、ひきつれ 大きな腫瘍を切除した後や、ケガによってできる深い大きな傷とその周りには変形(皮膚、軟部組織の欠損、凹み、ひきつれ等)が生じます。これに対して組織移植(皮膚、骨、脂肪、筋肉等)技術や局所皮弁術等を用いた再建手術を行っています。 腫瘍(できもの) 良性の“ほくろ”から悪性腫瘍(皮膚がん)に至るまで、整容的、機能的な面に配慮した手術を心がけています。メスで切る方法や、炭酸ガスレーザーで焼く方法など腫瘍の大きさ、形、場所に応じて適切な方法を選択します。 潰瘍、床ずれ 褥瘡(床ずれ)、難治性潰瘍(糖尿病性、末梢循環不全によるもの等)に対して軟膏、創傷被覆材を用いた保存的治療(湿潤療法)から、皮弁術、植皮術といった手術療法まで症例に応じた治療を行っております。 先天奇形 合指症、多指症、臍ヘルニア(でべそ)、耳介変形、副耳、眼瞼下垂症、睫毛内反症(逆まつ毛)、母斑(あざ)など幅広く対応いたします。 その他 最近では、コンタクトレンズの普及に伴い腱膜性眼瞼下垂症で受診される患者さんが増えています。また保険による腋臭症(ワキガ)の治療も行っております。美容トレチノイン軟膏、ハイドロキノン軟膏、アレックスレーザーを用いたシミ治療をスタートしております。美容診療は自費となります。 地域医療機関のみなさまへ 当科では、外傷、熱傷等の二次救急対応をいたします。また腫瘍切除などで整容的に配慮が必要な症例(特に女性、小児の顔面、露出部位等)もご紹介いただけると幸いです。慢性創傷(褥瘡、潰瘍)治療にも力を入れておりますので、お困りの症例がございましたらご一報ください。今後とも何卒宜しくお願いいたします。