地域医療連携部には、主に前方連携(紹介元医療機関からの患者さんのご紹介と入院)を担当する予約担当と後方連携(退院される患者さんの調整や逆紹介など)を担当する相談担当の2つの窓口から成り立っています。地域医療連携には必ずパートナーとなる医療機関が存在し、まずは患者さんが、そして双方の医療機関が納得して実施しなければ連携は長続きせず、また成立しません。
当院では、患者さんの容態に応じて、適切な設備や環境の整った施設で治療を受けられることを第一に、地域の医療機関を含めた三者にメリットのある関係を維持しながら支援できるよう心がけています。
特に退院支援では、患者さんが継続した療養をされるにあたり、地域医療連携部を介して、看護師、医療ソーシャルワーカー(MSW)が、地域の支援関係者と綿密に連携をとり、安心して療養ができるよう支援をしています。
そして、当院が、地域に開かれた病院、地域から信頼される病院として、地域のお役に立てるよう、連携体制の一層の充実に取り組んでいます。