喀痰、尿、血液、便など様々な材料で感染症の起因菌検出や薬剤感受性検査を行っています。血液培養は24時間対応で実施しています。院内感染対策チーム(ICT)の一員として、耐性菌などの感染症情報を提供しています。平成30年より抗菌薬適正使用支援チーム(AST)にも参加し、血液など無菌材料から検出された菌の情報を迅速に報告し、適切な抗菌薬治療ができるよう取り組んでいます。厚生労働省の院内感染対策サーベイランス事業(JANIS)に参加しており、感染症情報を提供するとともに還元情報を活用しています。また、当センターは、一類(エボラ出血熱など)・二類(鳥インフルエンザなど)感染症患者の受け入れ可能な第一種感染症指定医療機関であり、BSL2およびBSL3レベルの細菌検査室を完備しています。
新型コロナウイルスPCR検査については、全自動リアルタイムPCR検査装置BDマックス、コバスLiatで対応しています。
一般細菌 | 顕微鏡検査、培養同定・薬剤感受性検査等 |
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抗酸菌 | 顕微鏡検査(集菌蛍光染色)、結核菌群遺伝子検査(Lamp法) |
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迅速検査 | インフルエンザ、肺炎球菌、レジオネラ、A群溶連菌、ロタ・アデノウィルス、ノロウィルス、CDトキシン、O-157、デング熱、マラリア等 |
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その他 | β-Dグルカン、新型コロナウイルス |
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