診療科目・センター・部門
Departments & Centers
アレルギー疾患、皮膚悪性腫瘍から重度熱傷、重症虚血肢治療まで、あらゆる皮膚疾患に対応。全身疾患にも積極的に参画します。
皮膚科

学会認定教育施設

  • 日本皮膚科学会認定専門医研修施設
  • 日本アレルギー学会主研修施設
  • 日本癌治療認定施設

特長

皮膚科職員の集合写真

全ての分野の皮膚疾患に対応するのみならず、全身疾患にも積極的に参画していくことをモットーにしています。とくに近年増加しているアレルギー疾患、自己免疫疾患、皮膚悪性腫瘍、重度熱傷、糖尿病性壊疽等の重症虚血肢の治療に重点をおいています。

診療実績

皮膚科入院症例疾患別内訳

 27年度28年度29年度30年度
重症感染症48403345
アレルギー(ショック・薬疹・アトピー性皮膚炎)50386167
膠原病・血管炎14232216
水疱症14163217
ベーチェット病・スイート病・結節性紅斑4542
炎症性角化症(膿疱性乾癬など)5533
悪性リンパ腫4433
皮膚潰瘍(血行障害含む)97413
皮膚悪性腫瘍(悪性リンパ腫含まない)40271120
良性腫瘍196137
熱傷/外傷10760
慢性膿皮症1102
その他7202
多発性円形脱毛NDND1612
全入院症例数225181208209

皮膚科手術・生検件数

 外来入院合計
デブリードマン・断端形成・四肢切断(足・指)033
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)1120112
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)74882
皮膚悪性腫瘍切除術581977
瘢痕拘縮形成術011
全層、分層植皮術01212
皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術101
爪甲除去術404
陥入爪手術45045
組織試験採取 切採法(皮膚、筋肉)48521506
リンパ節生検(センチネルリンパ節生検含む)000
全合計77964843

主な対象疾患とその対応

アレルギー疾患

アトピー性皮膚炎、アナフィラキシー、蕁麻疹、食物アレルギー(口腔アレルギー症候群(OAS)、食事依存性運動誘発性アナフィラキシー(FDEIA)を含む)、薬疹、金属アレルギー、接触皮膚炎、蜂によるショックなどに対し、薬物治療のみならず、原因検索、減感作治療、食事や生活指導を行っています。薬疹や接触皮膚炎に対しては原因成分を決定し、代替品を紹介するようにしています。エピペンの自己注射処方も可能です。代替薬のない薬剤による薬疹では、他科や薬剤部と協力して、減感作療法にも取り組んでいます。アトピー性皮膚炎に対するデュプルマブ、じんましんに対するオマリツマブを導入し、良好な成績をおさめています。

アレルギートピックスはこちら

膠原病、血管炎、天疱瘡などの自己免疫疾患、べーチェット病、成人Still病、皮膚悪性リンパ腫、血液疾患に伴う皮膚病

広範囲な疾患を、皮膚臨床所見や病理所見より早期診断し、重症例では入院の上多角的な加療を行っています。ステロイド内服免疫抑制剤内服のほか、免疫グロブリン大量療法、血漿交換などを用いて、加療します

皮膚良性および悪性腫瘍

皮膚外科手術を積極的に施行し、遊離植皮・有茎皮弁など患者様の状態・部位・病気に応じてより良い手術を心がけています。悪性腫瘍については、手術治療とともに放射線治療、化学療法により集学的治療を行います。悪性黒色種などでは、新規導入したガンマプローブを用いRI色素併用法によるセンチネルリンパ節生検やそれに基づいたリンパ節郭清などの先進医療も可能です。

乾癬・膿疱性乾癬

全身型ナローバンドUVB治療、エキシマライトを含めた紫外線療法の他、呼吸器内科専門医と共に多種の生物学的製剤による加療など多角的治療が可能です。

美容皮膚科

顔面の色素病変やニキビ跡などに対し、ケミカルピーリングをしています。

陥入爪甲

陥入爪甲には人工爪、フェノール法、記憶合金によるワイヤー法などによる治療をしています。

脱毛症

脱毛症には紫外線治療、SADBE治療、ステロイドパルス治療などをしています。

多汗症、無汗症

多汗症にはボトックス治療を、無汗症には検査の上ステロイドパルス治療などをしています。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤にはエコーにて適応を見極めたうえで静脈瘤硬化療法をしています。

糖尿病などの患者様のフットケア

糖尿病などの患者様のフットケアは生活習慣病の一環として、静脈性、動脈性病変の有無などを確認し、放射線科、血管外科、内科、形成外科、整形外科、リハビリテーション科などの医師や、専門看護師などと協議して最善の方法を探し、QOL確保・改善のための最善の治療を目指します。

壊死性筋膜炎、広範囲熱傷

当院救急部の全身管理のもとに、壊死性筋膜炎、広範囲熱傷などへの対応も可能です。

主な医療機器等

  • ガンマファインダーII
  • Waldmann紫外線治療器全身型(ナローバンドUVB,UVA)
  • 東芝デルマレイ紫外線治療器部分型
  • 炭酸ガスレーザー
  • サージトロン高周波メス(Ellman)
  • イオントフォレーゼ
  • アレックスQスイッチルビーレーザー
  • 皮膚組織灌流圧測定装置(SPP)
  • ダーマウオッチャー
  • ダーマトスコープ
  • エキシマライト(ウシオ電機)

今後の方針

新病院が開業して10年が経過し、様々な専門科の医師が揃い、多角的な医療ができるようになりました。皮膚科も、アレルギー、自己免疫、皮膚悪性腫瘍、糖尿病性足病変、末梢血管病変などについて、個々の患者さんの治療や、食事・生活指導をさせていただくとともに、地域社会に対して疾患の羞恥や予防のための啓発運動にも尽力していきます。

地域医療機関のみなさまへ

皮膚科はもとより他科にてご開業の先生方、院内に皮膚科のない病院勤務の先生方には、日頃より患者さんをご紹介いただき、また当院からの紹介(逆紹介)も受けていただきありがとうございます。院内の様々な部署のスタッフとともに、フットワーク軽く、柔軟に、かつ密着した医療を目指したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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