全ての分野の皮膚疾患に対応するのみならず、全身疾患にも積極的に参画していくことをモットーにしています。
当科は感染対策に十分に注意しながら、従来同様の幅広い皮膚疾患の外来および入院加療を行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
2022年度手術・生検件数 | 2023年度手術・生検件数 | |||||
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項目 | 外来 | 入院 | 合計 | 外来 | 入院 | 合計 |
デブリードマン・断端形成術・四肢切断術(足・指) | 1 | 11 | 12 | 1 | 10 | 11 |
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) | 135 | 1 | 136 | 116 | 5 | 121 |
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) | 86 | 8 | 94 | 81 | 17 | 98 |
皮膚悪性腫瘍切除術 | 19 | 8 | 27 | 18 | 26 | 44 |
瘢痕拘縮形成術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
全層、分層植皮術 | 1 | 12 | 13 | 0 | 19 | 19 |
皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術 | 1 | 4 | 5 | 1 | 7 | 8 |
爪甲除去術 | 13 | 0 | 13 | 6 | 0 | 6 |
陥入爪手術 | 4 | 0 | 4 | 40 | 0 | 40 |
組織試験採取、切採法(皮膚、筋肉) | 389 | 6 | 395 | 400 | 14 | 414 |
リンパ節生検(センチネルリンパ節生検含む) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
全合計 | 649 | 50 | 699 | 663 | 98 | 761 |
アトピー性皮膚炎、アナフィラキシー、蕁麻疹、食物アレルギー、薬疹、金属アレルギー、接触皮膚炎、蜂によるショックなどに対し、薬物治療のみならず、原因検索、食事や生活指導を行なっています。エピペンの自己注射処方も可能です。アトピー性皮膚炎や慢性蕁麻疹に対する分子標的薬も積極的に使用して良好な成績を挙げています。
皮膚臨床所見や病理所見により早期診断し、重症例では入院の上、多角的な治療を行なっています。
皮膚外科手術を積極的に行なっています。
乾癬は生活習慣病を合併しやすく、関節炎を起こしやすいなど、QOLや生命予後に大きく関わる疾患です。全身型ナローバンドUVB治療、エキシマライトを含めた紫外線療法の他、新規の分子標的薬なども使用し多角的治療を積極的に行なっています。
陥入爪甲には人工爪、記憶合金によるワイヤー法などによる治療をしています。
円形脱毛症には紫外線治療、SADBE治療、ステロイドパルス治療などをしています。慢性化した重症症例では、新規薬剤のJAK阻害薬も積極的に使用しています。
無汗症には検査の上ステロイドパルス治療などをしています。原発性腋窩多汗症に新規治療薬のソフピロニウム臭化物の処方も可能です。
当科は50年以上前から東播磨のみならず播磨全域の皮膚科領域基幹病院として機能してきました。今後も月1回以上のWEBも活用したハイブリッド講演会、症例検討会などを開催して、情報を発信しながら、また皮膚科病床数14床を活用して、地域の皮膚科医療のさらなる発展に尽力していきたいと考えています。
皮膚科はもとより他科にてご開業の先生方、院内に皮膚科のない病院勤務の先生方には、日頃より患者さんをご紹介いただき、また当院からの紹介(逆紹介)も受けていただきありがとうございます。院内の様々な部署のスタッフとともに、フットワーク軽く、柔軟に、かつ密着した医療を目指したいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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