当脳外科では、脳腫瘍、重症外傷、また内視鏡手術と機能系の手術が多いのが特徴です。その症例のバリエーションは大学病院とほぼ同じであり、逆に脳出血や脳梗塞、慢性硬膜下血腫などのcommon diseaseは少なめです。
専攻医は、これらの疾患に対して、適切な初期対応、主治医として根拠を持った治療方針の発案、病棟での精神面のケア含めた患者の管理が行える、など、とりあえずの重点事項と考えています。脳外科施設として、ハイボリュームセンターと言えるような多数の症例があるわけではありませんが、若手脳外科医において、勉強になる、脳外科のセンスを磨くような疾患、症例の割合は多く、学術活動も含め有意義な研修となるよう、我々スタッフも努力を重ねています。
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