救急医療が重要であるのと同様、高血圧・糖尿病・脂質異常症といった、いわゆる生活習慣病の管理は、心血管疾患の予防という面から非常に重要です。我々は「生活習慣病センター」の動脈硬化・禁煙指導部門を担当し、院内講演の定期開催や、脈波図・頚動脈エコー・心エコー・心臓CTなどを用いた動脈硬化のスクリーニング検査、禁煙外来を行うなど、生活習慣病に対して様々な形で積極的に関わっています。
多くの科を有する総合病院である加古川医療センターには、どの科においても心血管系に問題を持つ患者さんが多数おられますので、侵襲的な治療による循環器疾患の悪化を避けるため各科をサポートしています。