診療科目・センター・部門
Departments & Centers
がん診療連携拠点病院として他科の先生方と緊密に連携、低侵襲な腹腔鏡手術や化学療法など高度医療を実施しています。
外科・消化器外科

研修医希望者へのメッセージ

当科では、食道から肛門までの消化管、肝・胆・膵・脾など実質臓器も含めた消化器外科を中心に診療しております。消化器外科領域外では甲状腺、副甲状腺疾患、各種ヘルニアなど幅広い領域の疾患を取り扱っております。当院には癌治療専門の診療科がありませんが消化器癌に関しては手術前後の補助化学療法を始め進行再発癌の化学療法の多くも当科が担当しております。

治療方針は各疾患治療ガイドラインを基本としていますが、新しい治療法も吟味の上積極的に取り入れて治療にあたっております。

手術に関しては鏡視下手術を積極的に採用しており、進行胃癌や大腸癌の困難症例(閉塞、浸潤、癒着など)を除けばほとんどの消化管と胆嚢手術に行っております。近年は肝臓や膵臓など実質臓器に対してもセミナーや講習参加、術者招聘などの期間を経て症例を選んで行えるようになりました。

また、年々患者数が増加し治療内容も変化する化学療法に対しては専門知識を身につけるため研修に1名があたっており、また化学療法に関する各種治験にも積極的に参加しております。30代、40代が中心のチームですがベテランスタッフが一人一人専門性を発揮して、それぞれの領域に対応していくことで地域の中核病院として皆様のご期待に充分お応えできるものと考えております。