診療科目・センター・部門
Departments & Centers
東播磨圏域の中核診療科として高度専門医療を提供。脊椎外科、関節外科手術から重度外傷手術まで、手術件数は県内屈指です。
整形外科

研修医希望者へのメッセージ

卒後研修の目的

整形外科専門医を取得するだけでなく、整形外科のプロフェッショナルとして将来活躍できる人材を養成することを目的としています。

整形外科と救急医療

当院の救命救急センターでは3次救急を扱うため、整形外科が治療を担当する重度外傷症例(開放骨折、多発骨折、骨盤骨折、脊椎損傷など)を多数経験できます。重度外傷は多臓器の損傷の合併例も多く、救急科をはじめとする他科との連携での集学的な治療を行っておりますが、こういった他施設ではなかなか経験できない本物の救急医療を学ぶことは、これからの医者人生にとってかけがえのない貴重な体験となることでしょう。

また、当科の緊急手術症例は年間300例を超えており、休日、祝日も含めほぼ毎日緊急手術があるということになります。これに慢性疾患の予定手術を合わせると、昨年度総手術件数は1865件と、県内でも屈指の規模となっております。大変ハードなようですが、当科では「働き方改革」を遵守し、夜間、休日のオンコール担当は数人の専攻医、及びスタッフで交代で廻しており、決して1人の医師に負担がかかることがないよう配慮しております。

整形外科慢性疾患

整形外科としてcommonな慢性疾患、すなわち、変形性膝関節症や股関節症、半月板損傷などの関節疾患、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、頚椎症性脊髄症などの脊椎疾患、さらには、リウマチの手足の変形、関節症なども、近隣の医療施設から非常に多数の紹介があります。特に、脊椎疾患に関しては、近年、全国的にも脊椎専門施設に治療が委ねられる傾向が強く、「整形外科だけど脊椎の手術だけは無理、お断り」とする施設が非常に多くなってきております。当科では、開設以来、年間300件前後の脊椎手術を行っており(コロナ禍では減りましたが)、昨年度は443件と過去最高となりました。顕微鏡、内視鏡を取り入れた低侵襲手術や最新のナビゲーションシステムを使用した最先端の術式を常に取り入れております。

このように、救急外傷から慢性疾患まで、まんべんなく様々な症例を経験することができる当センターは、整形外科専攻医として最適な環境ではないかと思います。専攻医を希望される方は、ぜひ一度見学に来てみてください。

研修の実際
外来業務

週1回の外来診察(再診)、外来処置を担当する。

検査業務

指導医の下に整形外科的検査手技(透視下神経根ブロック、脊髄造影、関節造影など)を実地に習得する。

病棟業務

専攻医は、必ず指導医とペアで主治医となる。入院患者の回診を行い、診察手技や患者・家族とのコミュニケーションの取り方を身につける。

手術業務

通常の2次救急外傷の手術などは自分のレベルに応じて、指導医の監督の下、執刀医となることができる。担当患者の術後管理を学ぶ。難易度の高い手術については助手を担当する。

当直、オンコール業務

専攻医は2〜3回/月の外科系当直と1〜2回/週の整形外科オンコールを担当する。

カンファレンス

朝始業前に手術症例カンファレンスあり。このほか医師会との症例検討会や播但地区整形外科集談会、院外の症例検討会にも積極的に参加を奨励する。

学術活動

専攻医には最低年1回の学会発表と論文作成(英文が望ましい)を義務づける。

整形外科専門研修について

当センター整形外科は神戸大学を基幹施設とする連携施設となっているため、日本整形外科学会整形外科専門研修プログラムに応じた神戸大学の研修プログラムに沿った研修を実施しています。

詳しくは神戸大学整形外科のホームページをご覧ください。