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兵庫県立加古川医療センター
(旧兵庫県立加古川病院)

〒675-8555
兵庫県加古川市神野町神野203
電話 079-497-7000(代表)
FAX 079-438-8800


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睡眠時無呼吸症症候群について

睡眠時無呼吸症候群とは

 睡眠時はのどの筋肉が緩み、起きている時よりものどの奥で空気の通り道が狭くなります。睡眠が深くなると、あごやのどの内側を広げている筋肉も緩み、あごが下がり舌の奥が落ち込んで空気の通り道がさらに狭くなります。そのため、中を通る空気の流れが速くなりのどの奥にある口蓋垂(のどちんこ)などが震えて音が出ます。これがいびきです。いびきをかいているときは空気の取り込みが悪くなり、睡眠の質が低下します。睡眠中にいびきだけでなく、突然呼吸が数秒以上止まる場合、睡眠時無呼吸症候群(SAS)といいます(図1)。夜間に無呼吸が繰り返えすと深い睡眠をとることが出来ず、症状として起床時の頭痛、日中の強い眠気、倦怠感、起床時の喉の渇き、頻回の睡眠中途覚醒、集中力の低下、夜間の頻尿などを認めます。無呼吸で身体が酸欠状態となるため、心臓に負担が余分にかかり、高血圧、心不全、心筋梗塞、脳梗塞、不整脈などを招き、突然死の原因にもなります。


睡眠時無呼吸症候群の検査

 睡眠時無呼吸症候群を疑った場合、ESS(表1)というアンケートで点数をつけ(11点以上が疑わしい)、スクリーニング検査として自宅でできる簡易検査装置をつけます。簡易検査で睡眠時無呼吸症候群を疑えば、入院して検査を行う精密終夜睡眠ポリグラフ(PSG検査)を行い、確定診断を行います。10秒以上呼吸が停止しているものを「無呼吸」、10秒以上呼吸が正常から明らかに減少しているものを「低呼吸」といいます。この「無呼吸」と「低呼吸」の時間当たりの回数を「無呼吸・低呼吸指数(AHI)」といい、AHIが5回/時以上の場合に睡眠時無呼吸症候群と診断できます。AHIが、5以上~15未満は軽症、15以上~30未満を中等症、30以上を重症と定義しています。


睡眠時無呼吸症候群の治療

 AHIが20回/時以上の場合、治療の第一選択はCPAP療法です(図2)。CPAP療法とは、CPAP装置からホース、マスクを介して、医師が処方した圧の空気を気道に送り、常に圧力をかけて空気の通り道が塞がれないようにする治療方法です。AHIが20回/時未満やCPAP療法をしてみて受け入れが出来ない場合は口腔内装置(マウスピース)が適応になります。


当院での検査について

 簡易検査は機器を貸し出して自宅で一晩装着いただき、翌日機器を返却していただきます。解析に数日時間を頂き、外来で結果説明します。費用に関しては3割負担の方で約3,000円程度です。
精密終夜睡眠ポリグラフ(PSG検査)は1泊2日で入院にて検査を行います。金曜日の15時に入院いただき、看護師から検査の説明を受けて頂き、19時頃に臨床検査技師が検査の機器を装着させて頂きます(図3)。検査機器のセンサーをつけて睡眠していただき、翌朝は起床後に機器のセンサーをはずし退院していただきます。検査の結果解析に約2週間の時間が必要ですので、外来で検査結果や今後の治療方針を説明します。検査には個室が必要であり、費用は3割負担の方で個室料金を含め約4万円程度必要です。


  
  表1:ESS(Esworth Sleepiness Scale) 


   
  図1

   
  図2

  
  図3

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